豊かな樹林とその間を流れる清冽な渓流は、日本の山を象徴している。その渓流で鱒、イワナ、ヤマメを通して生命を知り、生命を養う環境を知り、大自然の豊かなサイクルを知る。釣りは、まさしく人間の本質を探ろうと図る「哲学」である。著者は、日本の原風景を旅し、また海外では名釣り師やガイドとの交流によって、単なる遊戯ではない釣り、単なる遊び相手ではない鱒に、心の川の存在を確信する。本当の川を知る水辺のエッセイ集第2弾。
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