20世紀を代表するオランダ出身の教育学者ランゲフェルトの教育論、その人間学的教育哲学にかんする主要論考を訳者が選択・編集した日本オリジナルの教育論集。1966年の初版刊行以来、1973年の改訳版を経て今回さらなる改訳と重要な論考を一篇追加するとともに、皇紀夫氏による解説を加え、〔転換期を読む〕シリーズの一冊として再刊。教育の荒廃と危機が問われている今日、あらためて教育とは何かを大人と子供の相互交通として問いかけるランゲフェルト教育学の決定版。