国元の宿敵鮫島は斃れたものの、いまだ真九郎へと押し寄せてくる刺客の波。さらに心安んじる間もなく、座頭が押し込み強盗にあった。やり口は四神にひどく似てはいるが、なにか腑に落ちぬ真九郎と同心の琢磨は…。ふたたび闇が蠢くのか。