• 著者アガサ・クリスティー 田村隆一
  • 出版社早川書房
  • ISBN9784150700843
  • 発行1988年12月

三幕の殺人

引退した俳優チャールズ・カートライトの自宅でのパーティの席上、善良な老牧師がマティーニを口にしたとたん苦しみだし、死亡した。数カ月後、今度はチャールズの友人の医師が、自宅で催したパーティの最中に、ポートワインを飲んで死んだ。出席者も、死の状況もまったく同じだった。捜査の結果、二人とも毒殺であることが判明した。だが、犯人はどのようにして、大勢の中で、狙った人物に毒入りのグラスをとらせることができたのか?二つの死にはどのような関係が?ポアロは、大胆な仮説を組み立てた…。ミステリの女王の中期の代表傑作。

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