中高年の登山ブームが話題になってきたころから遭難の実態も大きく変わってきた。そうした遭難救助の現場の第一線で活躍する救助隊員たちが、その思いを手記に綴ったのが本書。思い出に残る救助、涸沢常駐隊日誌など臨場感溢れる生の声が綴られている。