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  • 著者青木生子
  • 出版社有斐閣
  • ISBN9784641071490
  • 発行1997年11月

萬葉集全注 巻第十九

越中秀吟歌群12首を巻頭に配し春愁3首を似て閉じる本巻は、家持が格別の思い入れをこめた文芸的香り高い巻であり、まさに家持歌集と呼ばれるにふさわしい。天平勝宝2年を頂点とするこの時期、燦然と輝く家持秀歌の数々は後世、万葉歌の至り着いた境地とも評価される。近年の家持研究の成果の集大成として、待望の注釈書。

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