冷凍たぬきに仰天し、温泉で老婆に囲まれて立ち往生。日本縦断三千二百キロメートルをひたすら歩いた親日家ニュージーランド人の大笑い旅日記です。'97年に日本百名山を七十八日間で踏破した"大男の外人"は、意外にもユーモアのセンスあふれる文筆家でもあったのです。梅干しへっちゃら、納豆大好き、日本語堪能の著者が、外国人などに会ったこともない日本の田舎を歩くと、いったいどうなるのでしょうか。