• 著者葉室麟
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167781026
  • 発行2011年2月

いのちなりけり

あの時桜の下で出会った少年は一体誰だったのか-鍋島と龍造寺の因縁がひと組の夫婦を数奇な運命へと導く。"天地に仕える"と次期藩主に衒いもなく言う好漢・雨宮蔵人と咲弥は、一つの和歌をめぐり、命をかけて再会を期すのだが、幕府・朝廷が絡んだ大きな渦に巻き込まれていってしまう。その結末は…。

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