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  • 著者重松清
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062143707
  • 発行2007年11月

永遠を旅する者 / ロストオデッセイ千年の夢

『その日のまえに』『カシオペアの丘で』などの著作を通じ生きることの意味を問い
続けてきた著者が、初めて「いつか、どこか」の世界を舞台に書き下ろした壮大な
叙事詩です。主人公は1000年の長きに渡って生き抜いてきた不死身の戦士、カイム。
戦乱の世を憤り、ときに嘆きつつ、カイムは短い命を精一杯生き抜く人々に、慈しみ
の目を注ぐのです。この作品には、重松清という作家が書き続けてきた生への素晴ら
しい賛歌が唱われています。
『ファイナルファンタジー』の生みの親・坂口博信氏がゲーム『ロストオデッセイ』
のために著者に「主人公の心に眠る千年の記憶」をオファー、キャラクターデザイン
を担当した井上雄彦氏(『バガボンド』著者)が本書のカバー画も描き下ろしています。

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