昔の人たちは土や石、木や草など、自然にある素材を生かし、暮らしに必要なものを生み出してきました。長い年月にわたって作り続けられるうちに、技がみがかれて美しい工芸品が生まれ、地域には伝統が育ちました。そうした伝統的工芸品のうち、国(経済産業大臣)が指定する伝統的工芸品を紹介しています。生活とかかわりの深いうつわや道具、布や紙を巻ごとに取り上げ、それぞれのきほんをできるだけやさしく解説しています。