• Author四方田犬彦
  • Publisher新潮社
  • ISBN9784101343723
  • Publish Date2010年7月

先生とわたし

幸福だった師弟関係は、なぜ悲劇に終ったのか?伝説の知性・由良君美が東大駒場で開いたゼミに参加した著者は、その学問への情熱に魅了される。そして厚い信任を得、やがて連載の代筆をするまでになる。至福の師弟関係はしかし、やがて悲劇の色彩を帯び始める…。「教育」という営み、そして「師弟」という人間関係の根源を十数年の時を経て検証する、恩師への思い溢れる評論。

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