利用者がケアを自分でコントロールするオルタナティブな福祉の方向性とは何か。障害者自立支援法の成立という,障害福祉の制度政策の激変期にあたる日本社会において,真に当事者主体といえる福祉モデルを創出するための概念整理とモデルの提示を試みた労作。