わが国を訪れる外国人が急増する一方、外国人への差別や偏見に基づくトラブルは跡を絶たない。問われているのは、われわれの未熟な人権意識である。本書は、さまざまな事例をもとに、わが国で暮らす民族的マイノリティに対する人権侵害を明らかにする。