日中韓には、靖国神社参拝・反日暴動・高句麗論争など歴史認識をめぐる対立が存在する。本書は、三国の人々が歴史をどのような理由から、どう把握してきたかを、国内・国際政治政策という視点で析出し、東アジアの国際協調を新たに捉え直すことを求めている。