ヴァチカンの聖なる秘密に浅見光彦が挑む豪華客船「飛鳥」シリーズ第2弾学生時代に欧州を旅した浅見光彦の兄・陽一郎は、イタリアで日本人青年の変死事件に遭遇。三十年後、同じ街で光彦が出会った初老の日本人画家が、数日後死体で発見された。異郷で過激派活動に身を投じた二人の接点には、ヴァチカンの聖なる秘密が。二人の死は「神罰」なのか。豪華客船「飛鳥」シリーズ第二弾。※本書は、2007年10月、角川文庫として刊行されたものです。