中華人民共和国成立以前より続けられてきた、雲南の少数民族の森林文化と本来の森林利用権のありようを、きめ細かい現地調査によって明らかにする。そして森林と共生する生活様式を、今後の経済社会構築の中核に据えるため、その現代的な意義と価値を提示する。