大阪市西成区の在日コリアン集住地および韓国・仁川チャイナタウンを主なフィールドとして、移民の持つ「異質性」を地域社会が受け止め、位置づけるに際しての「エスニック文化権」の確立と、それに伴う制度、集団、個人の関係の再構築について分析する。