• Author江上剛
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062761963
  • Publish Date2008年11月

小説金融庁

「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松嶋哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で――。巨大化した組織の闇。金融庁vs.銀行。企業統治(コーポレートガバナンス)の心はどちらに。
こんな検査官がいれば……
サブプライム、株価暴落、為替相場の乱高下。世の中は金融不況!
「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松嶋哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で――。巨大化した組織の闇。金融庁vs.銀行。企業統治(コーポレートガバナンス)の心はどちらに。
※本書は2006年6月、実業之日本社より『霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語』として刊行されたものを改題し、文庫化したものです。

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