貧しい農村に生まれた著者は、偶然聴いたバイオリンの音に魅了された…。ひたすらバイオリン製作に励んだ在日韓国人が、世界に冠たる“無監査マスターメーカー”になり、故郷へ錦を飾るまでを語る哀惜のドキュメント。