人は死後、成仏できないと幽霊となってこの世に姿を現し、現世の人々にさまざまな崇りをもたらす。崇徳院の怨霊や牡丹灯篭などの古典的な幽霊、現代の小学校に出没する幽霊、西洋やアジア地域の幽霊や動植物の精霊など古今東西の幽霊を、精緻なタッチと華麗な色彩で想像力豊かに表現し、現代人の心に訴える。大好評の画談シリーズ第三弾。