• Author斉藤俊彦
  • Publisher中央公論新社
  • ISBN9784121013460
  • Publish Date1997年2月

くるまたちの社会史 / 人力車から自動車まで

日本人が「くるま」に乗る楽しみを知ったのは明治維新幕開けの数年前であった。その最初は乗合タイプの人力車だった。その後、近代化の中で欧米の車文化の輸入によって、日本人の行動範囲は飛躍的に拡大。同時に道路、交通網の整備に伴い、次々と登場する「くるま」は、日本人の暮らしを大きく変貌させ、日本は一世紀の間にモータリゼーションの波に覆われた。自動車の庶民化にいたる「くるま」の履歴書に、日本の時代相を探る。

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