サイエンス・コミュニケーションとは,科学の専門知識を社会で共有し,市民自らが科学の営みに参加していくための実践である。本書では,学校での科学教育の変遷や現状を取り上げ,次に各国の大学と科学館が参画する知のネットワークの事例や動向を紹介。さらには,科学的リテラシーや批判的思考力の形成についても詳述。