「人はいかに学ぶのか」の科学的最新知見を包括的に提供。
第3巻では,学習科学がどのようにその裾野を広げ,多様な知識領域へと拡張されたかを把握できる「領域専門知識を学ぶ」と,学習環境のデザインの射程が「一つの革新的な教室」という境界を超えて社会に対して浸透するためにより多様な問題へとアプローチを始めた潮流をまとめた「学習科学研究を教室に持ち込む」を所収。
◆第3巻の主な目次
PARTⅤ 領域専門知識を学ぶ
第27章 数学教育における研究:人の学びについてそれは何を教えてくれるのか?
第28章 共に進化する種としての科学教育と学習科学
第29章 歴史概念を学ぶ
第30章 リテラシーを学ぶ
第31章 芸術教育と学習科学
PART Ⅵ 学習科学研究を教室に持ち込む
第32章 学習科学と政策デザイン・実施:協調的な参画のための重要な概念と道具
第33章 学びのためのデザイン:興味,動機づけ,積極的関与
第34章 文化的プロセスとしての学び:多様性を通した平等の達成
第35章 教師の学びについての研究への学習科学的視点
第36章 おわりに:学びの未来―学習科学に基づく教育改革
◇◇◇関連書のご案内◇◇◇
第1巻(近刊)-基礎/方法論-の主な目次
第1章 イントロダクション:新しい学びの科学
Part I 基 礎
第2章 学習科学の基礎
第3章 足場かけ
第4章 メタ認知
第5章 概念変化研究の歴史:その議論の道筋と岐路
第6章 認知的徒弟制
第7章 活動の中の学び
Part II 方法論
第8章 デザイン研究:変化をもたらすための方法論のツールキット
第9章 マイクロジェネティック法
第10章 協調の分析
第11章 学習科学におけるデジタルビデオ研究の最先端:その領域を位置づける
第12章 教育評価のデザインと活用における学習科学的視点
第13章 教育データマイニングとラーニング・アナリティクス
第2巻-効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ-の主な目次
PARTⅢ 効果的な学びを促進する実践
第14章 課題解決型学習
第15章 問題基盤型学習
第16章 複雑系と学習科学
第17章