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  • 著者夏樹静子
  • 出版社光文社
  • ISBN9784334725495
  • 発行1998年2月

喪失 / ある殺意のゆくえ 長編推理小説

九州テレビ放送でディレクターを勤める杉原渓子、二十九歳。そろそろ婚期を過ぎようとする彼女は、ふとした行きちがいで出会った男に、身をまかせてしまう。男には、渓子が理想の男性像として描く、亡兄の面影があった。それきり消息を絶った男に、想いをつのらせる渓子は、ゆくえを捜しはじめるが…。旅情豊かな九州を舞台に、ひとりの女性が抱く幻影を活写。

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