本書では薬品注入に関する資料をできるだけ多く集め、著者の経験を加えて、章を追うごとに、大局から個別へと整理して記述した。すなわち、第2章では薬品という切り口で水処理技術を総括し、処理方式や使用薬品を選ぶため、第3章では薬品注入設備の仕様をつくるため、第4章では薬品注入設備を具体的に設計するため、第5章はプラントに使う機器や計器を選定するため、の技術情報を提供する。