新生JRが出発して2年が経過した。この間サービスの向上や黒字決算などが報道される一方、東中野駅事故や国労組合員への不当労働行為など重大な問題が発生している。本書は利用者としての立場からJRのサービス、決算、労働・安全問題などを具体的に検証してその光と影の両面を明らかにし、21世紀の鉄道のあり方を考える。