ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥー・センター、テートなど、世界の代表的な大型美術館は拡大路線を採りつつある。彼らのヴィジョンや生き残りをかけた戦略が議論されたシンポジウムの記録に、アジア諸国における新しい美術館計画の概況や制度改革の波が訪れる日本の美術館からの視点を加えた、アートマネジメント関係者の必読書。