生活実感をとらえて、具体的な情景をつかむ。景が"主観の芯"を伝えるようにする。季語は単なるルールとしてではなく、長い歴史を持った味わいのある言葉として大事にする-。著者独自の俳句観や作句法を述べ、多くの例を挙げながら、現代俳句の本質に迫る!「俳句のリズム」「切字」「写生」「喩えの使い方」といった、実作者なら誰もが参考になるコツも随所に掲載。率直果敢な兜太流俳句入門の決定版。