生命と環境の倫理の新たな原則を提起、人間のよき生という倫理学の原点を再興する。いのちの主体性とすまいとしての自然という視点で、アメリカ製学問からの脱皮をめざして、伝統的倫理学の知恵を混迷の現代に生かす。