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  • 著者木村裕一 あべ弘士
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062785051
  • 発行2011年6月

ひとりぼっちのガブ

ロングセラー「あらしのよるに」の世界からうまれた絵本
ほんとうに しんじられる ともだちがほしい。
たたかわなくても いい ともだちが。
「あらしのよるに」の主人公、オオカミのガブの生い立ちを描いた、感動の絵本!
・作/きむらゆういちさんからのメッセージ
「あらしのよるに」の世界へのお使い
第1巻しか書く予定のなかった“あらしのよるに”が、なぜ全7巻になってしまったか。
それは、読者からの「もっと続きが読みたい」コールからでした。
その度にボクは“あらしのよるに”の世界に行って取材し、文にまとめて伝えてきました。まるで読者と“あらしのよるに”の世界を行ったり来たりするお使いのようです。
そしてやっと終わってホッとしていたら、また呼ばれてしまったのです。
「子どもの頃のガブを知りたい」と。
この世界はなかなか奥が深いようです。
・絵/あべ弘士さんからのメッセージ
「あらしのよるに」シリーズをずっと描いてきたけど、今回は自分にとって 「新しい試み」という感じがして、楽しかったなあ。
まず、初めて「子どものオオカミ」を描いた。かわいいだけのキャラクターにはしたくなかったから、ちゃんと仔オオカミの体型に忠実に、描いてみたつもり。
それから、横長の絵本というのも、「あらしのよるに」では初めて。横長だと、画面が大きいから、絵をしっかり見てもらえるよね。
画法としては、今回はペンを使って、線を細かく描いた。オオカミの毛並みとかね。実は、ペン画は、新しい試みというわけじゃなくて、ぼくが1981年に 『旭山動物園日誌』にデビューしたころのタッチなんだ。そのあたりも、じっくり味わってもらえたらうれしいね。(談)
読み聞かせ:3歳から ひとり読み:5歳から
ベストセラー/友情/感動

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