韓国人の両親のもと慶尚北道の農村に生れ、国立がんセンターで立原姓を戸籍名として歿するまで、日韓の歴史の狭間で生涯に六つの名前を持たねばならなかった一生。年譜さえも自ら創作せざるを得ないほど、文学と実生活の間で苛烈な自己との闘いを続けた軌跡を描き、全生涯を余すところなく照らし出した画期的評伝。
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