大正12年夏、宮沢賢治が降り立った旭川。駅から辻馬車を走らせた賢治は、一篇の詩「旭川。」を残している。その詩「旭川。」をもとに、創作を加え生まれた、あべ弘士の新境地ともいうべき絵本。〈受賞情報〉産経児童出版文化賞美術賞(第63回)