「NPB」でも「MLB」でもない、「野球選手」としての多様な生き方はまだある。ワーク・ライフ・バランスという言葉が日本でも重視されてきたいま、旧態依然の価値観に一石を投じる野球人の生の声を、いまも米国独立リーグで選手として活躍する著者が聞き書きした。本書に登場する個性的な選手たちのライフストーリーは、激動の社会を生き抜く「野球人」以外の人たちにとっても大きな示唆を提供してくれるだろう。