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  • 著者渡辺十糸子
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062882095
  • 発行2013年5月

今を生きるための現代詩

詩は難解で意味不明? 何を言いたいのかわからない? 
いや、だからこそ、実はおもしろいんです。
そもそも詩とは何か。
詩を読むとはどういうことか。
「技巧」や「作者の思い」などよりももっと奥にある詩の本質とは? 
谷川俊太郎、安東次男から川田絢音、井坂洋子まで、日本語表現の最尖端を紹介しながら、詩を味わうためのヒントを明かす。
初めての人も、どこかで詩とはぐれた人も、ことばの魔法に誘う一冊です。
「詩は謎の種であり、読んだ人はそれをながいあいだこころのなかにしまって発芽をまつ。ちがった水をやればちがった芽が出るかもしれないし、また何十年経っても芽が出ないような種もあるだろう。そういうこともふくめて、どんな芽がいつ出てくるのかをたのしみにしながら何十年もの歳月をすすんでいく。いそいで答えを出す必要なんてないし、唯一解に到達する必要もない。」(本文より)

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