チョコレートの原料となるカカオの木の学名はギリシャ語で「テオブロマ」、意味は「神の食べ物」である。熱帯雨林で成長するカカオがチョコレートに生まれ変わるまでには、長い年月を要した。本書は、その歴史をカカオ豆の加工技術を織り交ぜながら紹介した本である。