「学習資本」の階層差がますます拡大する日本の教育。「出身階層」という社会的条件の違いが子どもたちにもたらす決定的な差について警鐘を鳴らす。90年代以降、迷走を続けた教育政策を豊富なデータとともに検証。学力問題の第一人者が説く処方箋。