本書は、病者・高齢者や家族、子どもの心理を理解し、的確に支援するために必要な臨床心理の知識と方法を解説しました。ヒューマン・ケアの現場では、とかく「人柄」「経験」が重要とされますが、カウンセリングの知見と応用のポイントを学ぶことによって、感情交流の質を上げるためのよりたしかな方法を身に付けることができます。編者は、京都大学医学研究科看護科学コース教授。