こころという複雑系。新しい分裂病論を打ち立て、複雑系としてのこころの本態に迫るために、現象学、自己組織化、カオス理論などを参照しつつ、第三世代システム「オートポイエーシス」と「強度の精神医学」つきあわせて「システム的精神病理学」を構想する。