みずみずしく、豊かなはずのこの国で、毎年三万人以上の人が、自ら命を絶つ。生きることの素晴らしさ、本当の幸せは、気づけばすぐそこにあるかもしれないのに。トットちゃんとカマタ先生の人生からは、やさしさで支えあう世界、やさしい人が生きやすい世界が見えてくる。大切な約束を、忘れず、行動し、守る。だれの中にもあるやさしさを呼び起こし、暖かさと誠実さの連鎖を生み出したい-。子どもたちの未来、地球の未来のために、今、おとなたちができることとは。