アーバンデザインをどのように教え、あるいは学ぶべきか。九州大学で新しく立ち上げた人間環境学という学際分野での実験的な都市理解のワークショップの試み。文系・理系入り乱れての「まちのフィールドワーク」から、商人の街と武士の町の二重構造が織りなす福岡市の現在と近代の痕跡を読み解く。商店街はこれからどう生き残るか。正解のない問題について、教員と学生そして町の人々のぶつかり合いが生んだ都市の記録。