• Author小杉健治
  • Publisher二見書房
  • LBRZ 0106249
  • Publish Date2013年10月

秘剣音無し / 栄次郎江戸暦11 (2)

田宮流抜刀術の達人で三味線の名手矢内栄次郎が袖を切られ、次いで御徒目付の兄栄之進が夜の帰宅時、袖を鋭く裂かれた。二人共、全く何の気配も感じずに袖を切られたのである。悪戯か?それとも警告なのか?更にこの袖切りは第三、第四と連続して発生し、その被害者は全て栄次郎の関係者のみであった。全ての気配を断ち相手を斬る魔剣との対決に栄次郎の運命は…

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