• 著者森詠
  • 出版社二見書房
  • ISBN9784576131429
  • 発行2013年10月

必殺、十文字剣 / 剣客相談人9

実兄は幕府の大目付、那須川藩一万八千石の若月丹波守清胤は、故あって傅役の爺と二人で出奔。大館文史郎と名乗り、八丁堀の裏長屋で「剣客相談人」として糧を得ている。そこへ幕府目付から、侍ばかりを狙う白装束の辻斬り探索の依頼が入った。すでに七人が殺され、遺体にはすべて十文字の斬り傷が残されているという。長屋の殿様文四郎、爺、髭の大門が動きはじめた。書き下ろし長編時代小説。

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