本書は、1950年〜1990年の間に、マスコミ関係で発生した「表現の自由」「名誉毀損」「著作権」「肖像権」に関する事件の判例478件を集め、テーマ別に再編成した判例資料集である。一般の人々が、判例を身近な社会情報として活用できるよう、テーマの選び方、事件名の排列、索引などに工夫を加えたものであり、判例による戦後事件史として読むこともできる。