『長男の出家』の著者が、小説修行を描いて卓抜した小説作法となった「『自分』を書け」をはじめ、サローヤン、サリンジャー、漱石、また変貌する日本文学の人間像を捉えた文学論など、芥川賞作家の第一文学エッセイ集。