"蛮王の剣"に呪われてしまった少年アレク。その"穢れ"を祓わねば生ける屍と化してしまうことから、解呪を目指し旅を続けているアレクとリリアンナたち。一行は、ザルツ地方で最大規模を誇る帝都ルキスラを訪れ、ライフォス神殿に解呪を依頼することにしたのだが-。新たな魔剣が出現し、それを巡り様々な思惑が交錯する中、アレクの持つ"蛮王の剣"が頭の中で囁く。『…彼女を、守ってやってくれ…魂を、救うために…』暴走する魔剣ソードブレイカー、それを狙う野心家の皇帝ユリウス。そして、魔剣の言葉を胸にアレクが決断した行動とは-。