21世紀。それは、戦略や意思決定などではなく組織の認識をメインとするポスト・モダンマネジメントの時代である。そうしたマネジメントのシーンを初めて見せてくれたのがカール・E・ワイクの前著『組織化の社会心理学』であった。しかし、それは予告編にすぎなかった。本書はその本編である。