常にみずみずしい詩や童話、農民たちとの共生を夢みた教師生活との活動-。わたしたちを永遠に問いつづける彼の意識とは身体とは自我とは何だったのか?詩のかなたの詩を生きた人間宮沢賢治の軌跡を現代の思想として甦らせた名著に、異文化と呼応する賢治の世界を論じた一章を増補した決定版。