常に自然科学としての心理学をめざしたジェームズは、心理学の目的を、意識状態(心的状態)そのものを記述し説明することであるとし、その説明のために、意識状態の原因、条件、結果などに関して、意識状態と内外の関係を支配する法則を発見しようとした。主著『心理学原理』の短縮版。