「大きな家(=殻)を欲しがったちびカタツムリはその願いを実現しました。でも、まわりにエサがなくなったとき、殻が重すぎて仲間たちのように動けず、やがて餓死してしまったのです。過剰な成長を求める人間は大丈夫でしょうか?」ホンモノの豊かを構想するための 「思考の物差し」 の提供を目指す作品。現代思想の最先端を取り込みつつ、 わかりやすく論じる。大学や市民勉強会のテキストに最適。