1947年、インド分離独立の前夜。おだやかな市場町に暮らす人々の生活は一変しようとしていた。病にむしばまれ、死を目前にした父。息子ビラルは、親友たちの助けを借りてある嘘をつくことを決意する。ウォーターストーン児童図書賞最終候補作品。